顔の脂肪吸引 リスクやダウンタイムについて

吸引の腫れ? 硬縮? フェイスバンド?
顔の脂肪吸引 リスクやダウンタイムについて

脂肪を直接的に吸い取ってしまうことで、確実な部分痩せ効果が見込めると人気の脂肪吸引。とくにアゴ下やフェイスラインなどの小顔施術が人気ですが、一方で「顔の脂肪を吸い取る」ことに対する不安や疑問の声も多いのが事実。今回はそんな顔の脂肪吸引のリスク・ダウンタイムに関するよくある質問をまとめました。

目次

小顔脂肪吸引 よくある質問ワードまとめ

Q.顔の脂肪吸引の痛みや腫れは?

脂肪吸引は美容医療のなかでも侵襲(身体を傷つけたり、強い影響を与えたりすること)の度合いが大きく、他のプチ整形と比べると痛みや腫れはやや強いといえます。
手術中については複数の麻酔を組み合わせるため痛みはほぼありませんが、術後はクリニックの指示をしっかりと守り、ダウンタイムが長期化しないよう心がけることが大切です。

顔の脂肪吸引痛みと腫れイラスト

Q.術後のダウンタイムはどんな感じ?

ざっくりというと、顔の脂肪吸引の場合は施術当日から3日後くらいまでが痛みと腫れ、むくみのピークで、それから徐々に落ち着いていきます。1週間程度で硬縮(後述の質問も参照ください)が発生しますが、10日を過ぎればむくみや内出血もなくなっていきます。
フェイスラインが引き締まり、肌の触り心地も自然になるまでには1~2ヶ月を要します。

顔脂肪吸引10日後症例
顔脂肪吸引10日後症例

Q.顔の脂肪吸引後はいつから顔が細くなるの?

顔が細くなることを「脂肪がなくなる」という意味合いでいえば、手術の直後から細くなっています。「腫れが治まる」という意味合いでいえば、前項の質問のとおり、腫れとむくみがなくなれば以前より細くなっているのがわかるでしょう。
「形が完成する」という意味合いだと、これも前項のとおり、フェイスラインが引き締まって最終的なデザインが完成する1~2ヶ月後から細くなるといえます。

Q.施術の失敗やリバウンドのリスクは?

どんな治療であっても失敗のリスクはあります。脂肪吸引の場合、一度吸い取ってしまった脂肪を完全にもとに戻すことは難しいため、担当医やクリニック選びは慎重に行いましょう。感染のリスクも術後の過ごし方を気をつけることで減らすことができます。
リバウンドについては、脂肪細胞そのものを除去してしまうという施術の仕組み上、通常のダイエットよりはリバウンドしにくいとされていますが、リバウンドを引き起こす恐れがある生活は美容的観点から鑑みても避けるべきです。

Q.脂肪吸引後の「フェイスバンド」って必要?

施術当日~3日後くらいまではフェイスバンド(サポーター)の装着をおすすめしています。俗にいう「圧迫固定」というものですが、目的としては「痛みやむくみを軽減しダウンタイムのピークを楽に過ごすため」というのが主です。
そのため、施術後の帰宅を除けば外出の際は外していただくこともできますし、就寝時間など着用可能な時間帯のみ使用する、という使い方でも問題ありません。

小顔脂肪吸引フェイスバンドイメージ

Q.脂肪吸引の「硬縮(拘縮)」ってなに? いつまでかかるの?

硬縮は脂肪吸引の際によく聞く言葉で、文字だけを見ると重篤な症状のように見えてしまうかもしれませんが、自然な経過であり、1ヶ月~長くても3ヶ月程度で自然に治まります。脂肪を吸引した部位の皮膚が固くなったり、ボコボコになったりする状態を指しますが、これは損傷した組織や脂肪を抜いた空間を修復するために繊維状の組織がつくられるためです。
本来は関節の動きが制限されることを指す「拘縮」という言葉を誤用しているクリニックや情報サイトも散見されますが、脂肪吸引の話題であれば同じものを指していると思われます。

「吸引方法」にも注目しよう

高い痩身効果に伴うダウンタイムに注目が集まりがちな脂肪吸引ですが、その「吸引方法」によってリスクやダウンタイムが変わってくることはご存知でしょうか。

ざっくりと分けると、「手作業で脂肪を抜き取るか」「機械的に脂肪を抜き取るか」の違いがあります。

医師が手作業で行う「シリンジ法」

「シリンジ法」と呼ばれる、医師が手作業で、注射器の陰圧で脂肪を吸い取っていく方法は細かな調整が可能な分、吸入にかかる時間や量は長く少なくなってしまいがちです。

まりこ先生によるシリンジ吸引
まりこ先生によるシリンジ吸引

機械的な脂肪吸引法「ベイザー」「アキーセル」

「ベイザー」「アキーセル」などの機械的な脂肪吸引は、超音波や微振動で破壊した脂肪を一気に吸い取るため、短期間で大量の脂肪を吸引できますが、シリンジ法と比べると大雑把で細かな調整が効きません。

どちらの方法もメリット・デメリットがありますが、ダウンタイムやリスクの少なさを重要視するなら、シリンジ法の方が適しているといえるでしょう。顔の脂肪吸引の場合は実際に抜き取る脂肪の量も多くはないため、大量の吸引ができないデメリットもあまり気になりません。

ベリンダクリニックの小顔脂肪吸引では「シリンジ法」を採用しており、ダウンタイムを抑えつつ、所属医師の技術をダイレクトにデザインに反映させています。仕上がりとダウンタイムの短さを両立したいという方は、ぜひご相談ください。

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施術監修と執刀医師について

まりこ先生イメージ
BELINDACLINIC医師
金子俊彦

麻酔科医として長年研鑽を積んだのち、複数の大手美容クリニックで院長職を歴任。切開を伴う高難度施術、修正施術に定評があり、美容全般への造詣も深い「arts&science」を信条とするベテラン医師。 ベリンダクリニックの切開系高難度施術を中心に、理想を現実とする高クオリティなオペ技術を患者様へ提供します。

経 歴

1991年
札幌医科大学医学科 卒業 同 附属病院勤務
1993年
日本大学板橋病院
1994年
癌研究会附属病院
1995年
獨協医科大学附属埼玉医療センター
2001年
某総合診療クリニック 院長
2017年
湘南美容クリニック 銀座院
2019年
湘南美容クリニック 高崎院 院長
2020年
湘南美容クリニック 武蔵小杉院 院長
2021年
東京美容外科 青森院 院長
2022年
ルラ美容クリニック 東京駅前院 院長
2022年
BELINDA CLINIC

資格・所属学会

日本美容外科学会(JSAS)会員

日本麻酔科学会 会員

麻酔科標榜医

難病指定医