今回は、簡単にマッサージだけで二重になれる?!を医学的観点でまりこ先生が解説!
このコラムでは二重マッサージの行い方と、行った際のデメリットを説明致します。
医学的には二重マッサージは推奨されるものではないので、リスクをよく理解した上で行いましょう!
整形なしで二重を作るマッサージって?
二重マッサージの3つの部位
二重になれるマッサージの部位は前頭骨と眼輪筋・前頭筋の3つの部位になります。
あくまで、一般的に言われている二重マッサージをまりこ先生がシュミレーションして説明していきます。
前頭骨マッサージ
先ず前頭骨が下がっていると瞼も下がってしまいます。ですので前頭骨を軽く押し上げて行きます。方法として、眉頭を親指で押し上げてるようにマッサージして行きます。この際押し上げる位置は真上ではなく斜め上に押し上げて行くのがポイントになります。約1分程行いましょう。
眼輪筋マッサージ
次に眼輪筋を押し上げて行きましょう。眼輪筋は眉毛の下のくぼみのところに指を2-3本ぐっと上向きに入れて上に押し上げて左右に動かしてほぐす感じです。こちらも1分程行ってください。
前頭筋マッサージ
最後に前頭筋、これはおでこの前の筋肉です。この前頭筋が重くなると目が細くなって、二重幅が狭くなります。これを上に上げて二重幅を復活させる感じです!
まず、眉毛の上を3本の指で押さえて、軽く上に押して横にほぐして行く感じでやってみてください。こちらも両方で1分程行って、次に少し上の部分(額の真ん中あたり)も同じようにほぐして行きます。
そして最後は髪の生え際のところくらいを同じように指をおいてほぐして行きます。
この二重マッサージ効果がでるまでは1ヶ月くらい!
もちろん効果がでるタイミングやどれくらい二重になるかとか、そういった個人差は非常に大と言われいます。
マッサージで二重になりやすい人の特徴は?
①まぶたが薄い人
②むくみやすい人
③時々二重になってしまう人
このマッサージで二重になれる人は限れていますので皆がしたからと行って二重になれるわけではなく適用のない人が行っても二重にはなれないので注意です!
この二重マッサージは医学的に行うリスクもかなり大きい!
マッサージをやり過ぎるとシワやたるみの原因になったり、適用のない人が行うと余計、一重になってしまう可能性もあります。
実際に医学的の世界(抗加齢医学会)では、表情筋トレはやらない方がいい。シワができてしまうトレーニングと同じである為勧めるものではない。と言われているのが実情です。
医学的の世界(抗加齢医学会)で否定的な理由は?
二重を作るトレーニングでは、マッサージ時に皮膚を伸ばしてしまいますよね?この際、皮膚を過剰に伸ばしてしまうことによりたるみを誘発して逆効果になってしまうのです。
最悪皮膚が伸びすぎて将来的に益々一重になってしまうリスクもあります。
また、指の圧力で肌の中のコラーゲンが破壊されてしまい、こちらも将来的にたるみの原因に繋がってしまうこともあります。
そして、赤くなってしまうということは摩擦が起こっているということで、この摩擦は肌の内部に肌炎症を起こして肝斑を誘発して茶色くくすんでしまう原因になります。
大切なのは、二重マッサージのリスクを理解した上で行うこと!
これらを理解した上でどうしても整形せず二重になりたい人はマッサージで二重になれる利点と肌を痛めつけてしまう欠点を天秤にかけた上で行うこと。
そして、一番いけないことは、やりすぎることです。適用の無い方がやり続けたら二重にならない上にものすごく肌が痛みます。
マッサージをしても何も変わらなそうだったら早々諦めることも大切です。
施術監修と執刀医師について
経 歴
- 2013年3月
- 香川大学医学部医学科卒業
- 2013年4月
- 津島市民病院
- 2015年4月
- 品川美容外科池袋院入職
- 2017年3月
- 東京中央美容外科入職
- 2017年7月
- 東京中央美容外科中野院院長
- 2019年5月
- 東京中央美容外科池袋西口院院長
- 2020年10月
- 東京中央美容外科池袋東口院院長
- 2022年1月
- BELINDA CLINIC開院 院長
資格・所属学会
日本美容外科学会(JSAS)会員
ボトックスビスタ 認定医